Curriculum

カリキュラム

自ら学びを設計し、未来を拓く

本校は、自律性を育む学習者中心教育を通して、主体的に学び、探究と挑戦を重ねながら、多様な他者と協働し新しい価値を創造して社会に貢献する生徒の育成を目標としています。

国内外をつなぐオンライン授業では、多様な仲間と議論を重ね、他者と協働する力を育むことをめざします。さらに、英語で学ぶ授業やネイティブ教員との対話を通して世界の多様な価値観を理解し、自分の考えを英語で伝え合う力を伸ばす機会を提供します。生徒一人ひとりが自ら学びを設計し、その先の進路まで主体的に切り拓いていく―そのための学びの環境を整えています。

リアルタイムで参加する、オンライン授業

ドルトンX学園では、全国および海外から採用された教員が授業を担当します。岩手や東京の拠点では教員が教室で生徒とともに学びを進め、その他の地域や海外からはオンラインで参加します。通信制高校でありながら、生徒はリアルな教室に集い、対面とオンラインを融合させた学びを展開しています。

大型電子黒板を設置し、オンラインで参加する教員の手元資料や教材を大画面で共有します。生徒は各自の端末(パソコン)を活用し、拠点間をつないだディスカッションや、ネイティブ教員による双方向授業にも取り組みます。教員は学びの伴走者として関わり、距離を越えて臨場感ある学びを実現できるよう取り組みます。

  • さまざまな場所から参加

    生徒は、岩手や東京をはじめとする国内外10カ所以上の拠点から授業に参加します。教員は、岩手や東京を中心に、日本各地あるいは海外からオンラインで授業を行います。

  • 20人程度の少人数授業

    大型電子黒板や、オンラインでのグループワークなどを行います。各拠点にいても一人ひとりの学習を把握しやすい仕組みを採用し、学びをサポートします。

  • リアルでもオンラインでも

    岩手や東京は対面授業のほか、各拠点の教室同士をつないだ双方向オンライン授業も行い、課題によっては個人で映像や資料を視聴し、自身の学びを深めます。

  • 英語ネイティブ教員による授業

    1年次から理科・数学・歴史などの科目を英語で学びます。日本だけでなく、海外から現地のリアルな内容を盛り込んだ授業も行います。

ドルトンプランに基づく教育

ドルトンプランには2つの原理と3つの柱があり、その1つが「アサインメント」です。「決められた正解を探すのではなく、解のない課題にとことん向き合う」ことを大切にしており、学習は、単元・テーマごとに、生徒が自主的に進められるよう設定された課題に基づきます。その特徴は、「宿題」とは異なり生徒が自分のペースで計画を立てながら取り組める点です。一人ひとりの興味や習熟度に応じて進めることができ、進度も自ら設定します。提出方法についても、文章やプレゼンテーション、実験など複数から選択することができます。

アサインメントの主な内容

教員はまず学びの羅針盤となるアサインメント(課題シート)を生徒に示し、生徒が自主的に進められるようサポートしていきます。

  1. 導入

    なぜその単元やテーマを学ぶ必要があるのか、学ぶとどのような良さがあるのかを実感できる題材を示し、興味を持って主体的に取り組めるように動機付けし、学びの出発点とします。

  2. 学習目標の設定

    単元やテーマを通して身につくスキルと到達目標を具体的に示します。授業中の確認テストや提出物など、どのように評価するかをあらかじめ明示して、学びの見通しが持てるようにします。

  3. スケジュール

    あらかじめ学習予定・内容を提示し、いつまでに何をして、何ができるようになるかを生徒自身が把握できるようにします。また、学習時間の目安も示します。最初に全体を見渡せるため、学びを設計しやすくなります。

  4. 発展的な課題

    全員にクリアしてほしい到達目標(必須課題)を設定します。学習を進めたい生徒には、発展的な課題や参考文献を提示します。学んだことは発信・共有する機会と結びつけ、学びの成果を深めます。

  1. フィードバック

    教員は生徒の進捗を確認し、必要に応じてアドバイスします。生徒も教員と相談しながら自分の学習計画を調整します。アサインメントが完成したら、単に「正解」を確認するのではなく、「どうすればもっと深く学べるか」というフィードバックを重視します。

国際カリキュラム

本校では、探究的な学びをさらに発展させる選択肢として、社会課題の解決に挑む力を育む「Minerva® Baccalaureate(ミネルバ・バカロレア)」と、専門分野を深く学び海外大学進学につなげる「International A-Level(国際Aレベル)」の2つのプログラムを設置し、一人ひとりの進路や目標に応じた学びを実現します。

グローバルコース

ミネルバ・バカロレア(MBacc) プログラム 国際Aレベル プログラム
取得資格 日本の高校卒業資格
Minerva Baccalaureate Diploma International A-Level Qualification
学びの特徴
  • 教科横断型の学習を通して、知識を転用・活用する力を育成
  • 世界の課題をテーマにした探究学習を実践
  • 少人数による対話・議論中心の授業
  • 批判的思考力・創造力・コミュニケーション力を育成
  • 世界標準の学力を育む英国式カリキュラム
  • 興味や進路に応じた専門分野の学習
  • 学術的知識と論理的な分析力を養成
  • 世界各国の大学が認める国際資格の取得をめざす
科目 言語芸術、社会科学、数学、自然科学、非認知能力を幅広く学習 英語、数学、生物、化学、地理、歴史から興味・進路に応じて3科目を選択し学習
進学先 海外大学、国内大学の国際プログラムなど

※2027年入学生のAレベル最終試験は、2030年5~6月です。

Minerva Baccalaureateとは

Minerva Baccalaureate(MBacc)

Minerva Baccalaureate(MBacc)は、米国ミネルバ大学の教育モデルを設計したミネルバプロジェクトによって開発された高校ディプロマ・プログラムです。「知識を学ぶ」だけでなく、「知識を活用する」ことに学びの重点を置き、言語芸術、社会科学、数学、自然科学などの学問領域を横断的に学びながら、世界が直面するさまざまな課題について探究します。少人数による対話型授業では、生徒同士が議論を重ね、多様な視点から課題を分析し、自ら考え、解決策を創造する力を育みます。批判的思考力や創造力、コミュニケーション力、協働力を高めるとともに、国内外の大学で求められる主体性や探究力、論理的思考力を養います。

International A-Levelとは

International A-Level

International A-Levelは、英国をはじめ世界各国の大学で広く認められている国際教育課程です。生徒は興味・関心や進路に応じて専門分野を選択し、大学進学を見据えた高度な学術内容を学びます。少数の科目を深く探究することで、専門知識とともに論理的思考力や分析力を養成します。取得するA-Level資格は世界中の大学で高く評価されており、特に英国をはじめとする海外大学への進学において強みとなります。専門性と学術性を追究する学びを通して、国内外の大学進学とその先のグローバルな活躍を支える確かな基盤を築きます。

※授業履修時間が多いため、地域拠点での活動回数等は探究コースとは異なります。

国際カリキュラム資料

時間割イメージ

時間 時限
8:30~9:15 1限 数学Ⅰ 論理・表現Ⅰ 数学Ⅰ 英コミⅠ 数学A
9:25~10:10 2限 英コミⅠ 現代の国語 数学Ⅰ 現代の国語 数学A
10:20~11:05 3限 音楽Ⅰ
美術Ⅰ
書道Ⅰ
化学基礎 言語文化 科学と人間生活 論理・表現Ⅰ
11:15~12:00 4限 音楽Ⅰ
美術Ⅰ
書道Ⅰ
化学基礎 英コミⅠ 科学と人間生活 言語文化
12:00~12:55 昼休み/ショートハウス/掃除
13:00~13:45 5限 地理総合 歴史総合 家庭基礎 保健 体育
または
オフィスアワー
13:55~14:40 6限 地理総合 歴史総合 総合的な
探究の時間
情報Ⅰ 体育
または
オフィスアワー
14:50~15:35 7限 公共 公共 総合的な
探究の時間
情報Ⅰ 体育
または
オフィスアワー

※時間割はイメージです。

※英コミ=英語コミュニケーション

※選択*1=地理探究/日本史探究/世界史探究/物理・化学・生物

河合塾グループと連携した進路サポート

河合塾グループとして、入試情報を提供し、進路選択をサポートします。

また、一般入試に向けては、大学入学共通テストや国公立大学二次試験、私立大学入試に対応した各教科の受験サポートを行います。総合型選抜に向けては、志望理由書・面接・小論文などをサポートします。さらに、海外大学進学に向けては、進学先の相談やエッセイなど出願書類のサポート、TOEFL®やIELTS®などの資格試験に関する講座の提供も予定しています。

※記載の内容は現時点での予定であり、変更となる場合があります。